一本松古墳

 一本松古墳と呼ばれ岡山県岡山市北区北方半田山の半田山植物園内にあります。訪れる場合の目印とするものは、半田山植物園です。
 墳丘は一部が損傷していますが主要部分は風雪を自然な形で耐えた状態でおおむね残っています。
 一本松古墳の地図 現地へ訪れてはいませんので現在の状況などの点で資料が中心に説明を加えました。
 資料の読み方や、発行時期などからすでに破壊されている場合もありますので、もし破壊されている場合は過去にこのような古墳があったと理解してください。
 墳丘は後円部に比べ前方部の長さが短くまた前方部の高さが後円部に比べ著しく低い帆立貝のようになっていることから帆立貝式の前方後円墳と呼ばれています。
 墳丘の規模は、後円部の径43m、高さ6mで、前方部の最大幅は25m、高さ5mを測り、墳丘全長は65mとなっています。
 基本的には土が盛られて造られたものなので1500年あまりの年月の風雪に耐えながらも自然崩壊などもありますから、これらの規模の計測数値は必ずしも確定的なものではありません。
 埴輪の出土がなく埴輪の配列はなかったものとされています。
 葺石は施されていなかったものみられています。
 現地を確認したわけではありませんが、道路地図や資料から判断する限りでは、法界院駅からそれほど遠くはないので車を利用されない方でも訪れるのに苦労することはありません。
 発掘調査が1988年に行われています。
 後円部頂にある埋葬施設は竪穴式石室で割竹形木棺が収められていました。
 竪穴式石室は板石でつくられ全長5m幅0.9m高さ0.9mと測られています。
 出土したものとして鉄槍、鉄地金銅張眉庇付、帯状鉄板付短甲、鉄槌、鉄鉗などが知られています。
 古代において吉備地域は畿内地域以外で200mを超える巨大古墳を築造しうる一大文化圏を築いておりましたが古墳時代後期ごろには畿内の文化圏にのみこまれています。
 この古墳の築造は古墳時代の中期にあたる5世紀中葉ごろと推定されています。
 また古墳とは直接関係ありませんが、近くの観光スポットとして日本三大名園である後楽園をはじめ岡山城などがあります。
 
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別名称 
所在地岡山県岡山市
北区北方半田山
形 式帆立貝式の前方後円墳
規 模全 長65 m
後円部直 径43 m
高 さ6 m
前方部先端幅25 m
高 さ5 m
築 造5世紀中葉
参 考 
 文 献
 
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